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尽くしすぎる男の末路…都合のいい男から抜け出す方法

「また俺が払うのか…」

居酒屋の会計。彼女は当然のように財布をしまっている。

デート代、全部俺持ち。プレゼントも俺から。送り迎えも俺。彼女の愚痴を聞くのも俺。

でもさ、彼女から「ありがとう」って言われたの、いつだっけ?

気づいたら俺、ただの「都合のいい男」になってた。

彼女を喜ばせたい、守ってあげたい。そう思って頑張ってきたはずなのに、何でこんなに虚しいんだろう。胸の奥がズキズキ痛む。

もしかして、あなたも同じ状況じゃない?

目次

尽くす男の心理、実はプライドの裏返しだった

俺が彼女に尽くし始めたきっかけ、今思い出すと恥ずかしいんだけど…。

「男なんだから、女性を守らなきゃ」

親父にそう言われて育った。テレビドラマでも、映画でも、カッコいい男はいつだって女性を守ってるじゃん。金も出すし、力仕事もするし、悩みも全部解決してあげる。

それが「男らしさ」だと信じてた(完全に洗脳されてたわ)。

最初のデートで全額奢ったとき、彼女が「ありがとう、嬉しい」って笑ってくれた。その笑顔を見た瞬間、脳内で何かがバチッと弾けた感じ。

「俺、必要とされてる!」

この感覚、マジで麻薬みたいなもんだった。

それからは毎回奢るのが当たり前になって、彼女の買い物にも付き合って欲しいものがあれば「俺が買ってあげるよ」って。仕事で疲れてても、彼女が「会いたい」って言えば終電で駆けつけて。

友達には「お前、やりすぎじゃね?」って言われたけど、「いいんだよ、俺がやりたくてやってるんだから」って返してた。

でも本当は…違ったんだよな。

尽くすことで、彼女を繋ぎ止めたかった。「俺なしじゃ生きていけない」って思わせたかった。ありのままの俺じゃ愛されないって、心のどこかで思ってたんだ。

金で愛を買おうとしてた俺の失敗談

具体的な話をする。

付き合って半年くらい経った頃、彼女の誕生日があった。俺は1ヶ月分の給料をほぼ全部つぎ込んで、ブランドバッグを買った。彼女がずっと欲しがってたやつ。

当日、レストランで渡したんだ。

「誕生日おめでとう。これ、前から欲しいって言ってたよね」

彼女の反応は…「え、マジで!?ありがとう!」って喜んでくれた。

その瞬間は最高だった。でも…。

その後、彼女は周りの友達に自慢しまくってた。SNSにも載せてた。「彼氏がこんな高いの買ってくれた♡」って。

あれ?なんか違くね?

俺が嬉しかったのは、彼女が喜んでくれたことのはず。なのに、彼女が喜んでたのは「高価なバッグ」であって、「俺の気持ち」じゃなかったんじゃないか…。

それからも彼女は何かにつけて「あれ欲しい」「これ買って」って言ってくるようになった。断ると不機嫌になる。

気づいたら、俺は彼女にとって「ATM」になってた。

財布の中身は空っぽ。心も空っぽ。

「頼られること」と「都合よく使われること」の境界線

男ってさ、頼られるの好きじゃん。

「あなたにしか頼めない」 「あなただけが頼り」

こんなこと言われたら、もう何でもしてあげたくなる。俺も完全にそのタイプだった。

彼女が「車出してほしい」って言えば深夜でも迎えに行ったし、「パソコンの設定わかんない」って言えば彼女の家まで行って全部やってあげた。引っ越しの手伝いも、家具の組み立ても、スマホの機種変更も。

最初は「俺って彼女にとって頼りになる存在なんだな」って満足してた。

でも、ある日気づいた。

彼女が俺を呼ぶのって、「何か頼みたいこと」があるときだけなんだよね。

俺が「今日、仕事で失敗してさ…」って落ち込んでる話をしたら、「ふーん、大変だったね」で終わり。すぐ話題を自分のことに変えられた。

俺が体調崩して寝込んだとき、彼女は「大丈夫?」ってLINE1本だけ。お見舞いにも来ない。

逆に彼女が風邪引いたときは、俺が買い物行って薬買ってきて、お粥作って、一晩中看病したのに(はぁ…虚しい)。

この関係、おかしくね?

見返りを求めないのが美学?それ、ただの自己犠牲だから

「男なんだから見返りを求めるな」

そんな考え方、どっかで刷り込まれてた。

愛情は無償で与えるもの。相手が幸せなら俺も幸せ。そう思い込もうとしてた。

でもさ、人間そんなに綺麗じゃないよね。

ある日、彼女の誕生日に手作りのアルバムを渡した。二人の思い出の写真を集めて、コメントも全部手書きで。徹夜で3日かけて作ったんだ。

彼女の反応?

「ありがとう、可愛いね」

それだけ(え…?)。

スマホでパラパラ見て、棚にしまわれた。その後、開いてる様子もない。

正直、心が折れた。

「見返りを求めちゃダメだ」って自分に言い聞かせたけど、涙が出そうになった。トイレに駆け込んで顔を洗った。鏡に映った自分の顔、めちゃくちゃ情けなかった。

なんでこんなに頑張ってるのに、報われないんだろう。

その夜、一人で酒飲みながら考えた。

見返りを求めないのは美しいかもしれない。でも、感謝もされない、大切にもされない関係って、それ本当に愛なの?

違うよな。

俺の転機:「もう無理」って言えた日

決定的な出来事があった。

俺が会社のプロジェクトで大きなミスをやらかして、上司にボロクソに怒られた日。メンタルがズタボロ。

彼女に電話した。「今日、ちょっと話聞いてもらえる?」って。

返ってきた言葉。

「今日は友達と遊ぶ約束あるから無理。また今度ね」

ブチッ。

何かが切れた音がした。

これまで彼女の「話聞いて」に何度応えてきたと思ってんだよ。夜中の2時に愚痴電話来ても付き合ったし、元カレの話延々と聞かされたこともあった。

なのに、俺が本当に辛いときは「また今度」かよ。

その瞬間、全部が馬鹿馬鹿しくなった。

俺、何やってんだろう。

次の日、彼女に会って言った。

「もう、これ以上は無理だわ」

彼女はキョトンとしてた。「え、何が?」って。

「俺、いつも君のために色々やってきたけど、君は俺のこと大切にしてくれてないよね」

そう言ったら、彼女は「そんなことない!感謝してるよ!」って言った。

でも俺には分かってた。感謝してるって言葉だけで、行動が伴ってなかった。

別れを告げた。

彼女は泣いたけど、俺の心は決まってた。

ギバー男がテイカー女を引き寄せる残酷な法則

別れてから、色々調べた。

ギバー(与える人)とテイカー(受け取る人)って概念があるらしい。そして、ギバーはテイカーを引き寄せやすいんだって。

なぜか。

ギバーは「必要とされたい」って欲求が強い。だから、依存的で受け身な人に惹かれる。

テイカーは「楽したい」「世話してもらいたい」って欲求が強い。だから、献身的なギバーを見つけると離さない。

最悪の組み合わせじゃん(笑えない)。

周り見渡しても、確かにそういうカップル多い。尽くす男と、それに甘える女。または尽くす女と、甘える男。

最初は良くても、長期的には絶対破綻する。

ギバーは疲弊して、テイカーは「してもらって当然」って態度になる。

俺もまさにそれだった。

境界線を引く勇気、それが自分を守る唯一の方法

次の彼女ができたとき、俺は変わろうと決めた。

「ここまではできるけど、これ以上は無理」

そういう境界線を明確にすることにした。

最初のデート。会計のとき、俺は言った。

「今日は俺が出すけど、毎回は無理かな。次は割り勘でいい?」

彼女は「もちろん!当然だよ」って笑った。

その反応で、「あ、この子は違うな」って思った。

それから、色々と線引きをしていった。

夜中の電話は基本的に出ない。「明日話そう」って返す。

彼女の愚痴はある程度聞くけど、長時間はNG。「俺もアドバイスできることないし、プロに相談した方がいいんじゃない?」って正直に言う。

車出すのも、毎回じゃなくて「今日は時間あるから」って条件つき。

最初は「冷たいかな」「嫌われるかな」って不安だった。

でも、健全な関係を築きたい相手なら、ちゃんと理解してくれる。

逆に、境界線を引いたら不機嫌になる相手は、そもそも対等な関係を求めてないってこと。

自分の感情に蓋をするな、男でも弱音吐いていい

男は弱音を吐くなって教育されてきた世代。

でも、それって健全じゃないよね。

今の彼女とは、お互いに弱い部分も見せ合える関係になった。

仕事で辛いときは「今日、マジでキツかったわ」って素直に言う。

彼女も「最近、将来のこと考えると不安になる」って本音を話してくれる。

お互いに完璧じゃない。でも、それでいい。

感情を隠す必要はない。「今日は疲れてるから、一人でいたい」って言っても、彼女は「わかった、ゆっくり休んでね」って理解してくれる。

こういう関係、初めてだった。

健全なギブアンドテイクって、こういうこと

今の彼女との関係は、明らかに前とは違う。

俺が何かしてあげると、彼女も何かしてくれる。義務感じゃなくて、自然に。

俺が仕事で遅くなったとき、彼女が「今日は私が夕飯作って待ってるね」ってLINEくれた。

別に頼んでないのに、勝手にやってくれた(めっちゃ嬉しかった)。

逆に、彼女が体調悪そうなとき、俺が「薬買ってくるわ」って自然に動く。

「してもらったから、お返ししなきゃ」じゃなくて、「相手が困ってるから、何かしたい」って気持ち。

この違い、分かる?

前の関係は取引だった。でも今の関係は、お互いを思いやる自然な流れ。

どっちが疲れてても、「今日はゆっくりしよう」って言い合える。

これが本当のパートナーシップなんだな。

自己肯定感を上げないと、また同じ失敗する

俺がなんで尽くしすぎてたか、根本的な原因を考えた。

自己肯定感の低さ。

「ありのままの俺じゃダメだ」 「何か価値を提供しないと愛されない」

そう思い込んでた。

だから、金を出したり、便利屋になったりして、自分の存在価値を証明しようとしてたんだ。

でも、それって間違ってるよね。

自己肯定感を上げるために、色々試した。

仕事で小さな成功を積み重ねる。趣味に没頭する時間を作る。友達と遊ぶ。筋トレして体を鍛える。

恋愛だけに依存しない。彼女がいなくても、俺は俺で充実してる。

そう思えるようになってから、変わった。

彼女に執着しなくなった。「嫌われたらどうしよう」って不安が減った。

だから、境界線も引けるようになったし、自分の意見も言えるようになった。

相手選びで全てが決まる、マジで

どんなに自分が変わっても、相手がテイカーだったら意味ない。

相手を見極めるポイント、俺なりに整理した。

してあげたときの反応

ちゃんと感謝してくれるか。そして、相手も何かしようとしてくれるか。

困ったときの対応

こっちが困ってるとき、助けてくれるか。一方的に愚痴聞かせるだけじゃないか。

他人への態度

店員さんへの態度、家族への態度。そこに本性が出る。

今の彼女は、全部クリアしてた。

だから、安心して付き合える。

新しい恋愛観、尽くすだけが愛じゃない

「男なんだから奢るべき」 「男なんだから守るべき」 「男なんだから弱音吐くな」

全部、クソだわ。

本当の愛ってさ、お互いを尊重し合うことじゃん。

一方的に与えるんじゃなくて、お互いが自然体でいられる関係。

相手の幸せを願うと同時に、自分の幸せも大切にする。

それが健全な恋愛。

俺は今、そういう関係を築けてる。

完璧じゃない。喧嘩もする。意見が合わないこともある。

でも、お互いに歩み寄れる。

これが、俺が求めてた関係だった。

最後に、尽くしすぎて疲れてる男たちへ

もし今、彼女に尽くしすぎて疲れてるなら。

一度立ち止まって考えてみてほしい。

その関係、本当に対等?

あなたが一方的に与えてるだけになってない?

「男なんだから」って理由で我慢してない?

俺も長い間、そうだった。でも、気づいたんだ。

自分を犠牲にする関係は、長続きしない。

そして、それは本当の愛じゃない。

勇気を出して、境界線を引いてみて。

自分の感情を素直に伝えてみて。

それで離れていく相手なら、そもそも大切にしてくれてなかったってこと。

本当にあなたを愛してくれる人は、あなたの境界線を尊重してくれる。

俺はそれを学んだ。

一緒に、健全な関係を築いていこうぜ。

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この記事を書いた人

美容師兼婚活メディアライター(男性)

学生時代はアルバイトで接客を覚え、「人と話すのは得意」と思い込んで社会に出た。しかし仕事で接客で話してる時は盛り上がっても好きな人の前では空回る。
恋愛がうまくいく人は会話の技術より関係の積み上げ方が上手いのかも?
仕事で使う対人スキルを、どうやって「恋愛の駆け引き」ではなく「信頼構築」に転用するかを絶えず思考中。

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